かつてのような里山を再生させるため、水田の暗渠排水による谷津田の再生・改良、放棄された谷津田の葦などの除去、谷津田の冬季湛水・ビオトープ造成による水棲動物・渡り鳥の繁殖推進など生態系の確保などを行う。

早船丑掘地域の人々の生活と遊び場であった里山は、今では水田や畑の多くが耕作放棄され、森林も放置されてい荒れている。かつてのように里山を再生させたい。山道の改良(8割完了)、谷津田の再生を少しずつ進め、他に3団体がこの里山の活用で活動するようになり注目を集める。しかし、谷津田の中心に座る水田の数haの耕作放棄地の存在、昨年の専門家を招いて行った生態調査でも判明した昆虫、鳥、水棲植物などの存在やそれらを取り巻く樹木・植物群の存在などは一部管理されているが、多くは自然任せになっており、水田の乾田化、ビオトープ造成などに手を加える必要がある。これらの活動を効果的に進めるためにも他団体との協同が必要な段階になっている。

山武市早船蛭田

@東武鉄道、A熊谷組、B早尾辰雄、C所田平八、D川面貞男

@現在5枚にわかれている約80aの水田を1枚にし、乾田化をはかる。
A数haの耕作放棄水田の葦、樹木の除去。(トラクター、ユンボなどの重機が必要)
B暗渠排水路の造成。(樹木の枝や竹などを醤油工場の廃布でくるみ埋没する方式)
Cビオトープの造成による水棲植物やバードウォッチング場所の設定(不要となった既設のパイプ利用)
D他団体がすすめる森林地域での桜の木の普及、ろうばいの木の普及、谷津田の子供の遊び場の普及などと協力し、整合性のある里山全体の活性化を図る。
E里山の活用の展望拡大。(ア)ペットの樹木葬の場として利用。(イ)里山コンテスト(仮称)の実施。千葉大学との連携。

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 7月分

 8月分

 9月分