廃食油はゴミではなく資源であることを住民に啓蒙するため、主婦、児童が楽しく環境保護に参加でき、廃食業者がITを利用して廃食油を効率的に集めることができる、各家庭で棄てられている廃食油を回収するロボット(ゆかいくん)を借用し、設置する。

大網白里町では、役場、中部コミュニティセンター、白里出張所の3箇所で毎週日曜日1014時に油の回収を行っているが、多くの住民はてんぷら油の凝固剤を購入し、ゴミとして廃棄されているようである。2008年総務省のSCOPEで採択された「ゆかいくん」の機械を業者から借用し、大網白里の住民の手でIT活用による廃食油を集める仕組みを作り、油は資源であるという認識を住民が持つことにより地球温暖化防止に繋がる運動を展開する。

「主婦の店 大網店」  千葉県山武郡大網白里町みずほ台2丁目 1-1

大網白里町在住のてんぷら油回収に関心のある地域住民

@経済産業省のSCOPEで使用した「ゆかいくん」は100Vの電源があればどこでも設置可能。
A「ゆかいくん」のカードを発行し、これにより「ゆかいくん」の操作が可能になる。 カードは回数に応じてポイントを蓄積したり多様な還元方法を実現することができるもの。今回は、「ゆかいくん」に直接設置している。
B「ゆかいくん」カードを当てるとガイダンスが流れ給油口が開き簡単に給油可能
Cゆかいくんデータは通信回線を経由してサーバーに蓄えられWEB画面で回収状況がわかる。
D集めた廃食油はBDFに再生することによりゴミ収集車や農業用のトラクターなどに利用可能。

※クリックすると別ウィンドウでpdf.ファイルが開きます。

 7月分

 8月分

 9月分