山武郡市での田園生活の豊かさと可能性を発信するため、山武郡市の地域資源を活用して、新旧住民の連携・協力のもとに、ぜひこの地域に暮らしたいと思うクラインガルテン型の田園交流空間をショーウインド的に整備する。

山武地域の良さの基本は、九十九里浜に続く緩やかな九十九里平野の持つ開放的な田園空間と、その平野を見下ろすサンブスギ等の豊かな植生を持つ丘陵にある。また本地域の未来に向けた可能性は、この自然豊かな地域資源を舞台とした地域文化を継承する旧住民と日本全国から新たな文化を持ってきた新住民との文化的な融合であり、また首都圏民と本地域住民との交流にある。このため、本地域の自然環境の良さを地域内外に発信し、最小限度にするクリーンエネルギーを生かし環境への負荷の少ない山武地域の田園ライフのあるべき姿を、新旧住民の連携のもとに、具体的に提案することが重要。

千葉県山武郡大網白里町木崎342番地(民有地:富塚秀世氏所有の山林)

新住宅地域の新旧住民

住宅地周辺の里山等を活用して、山武地域の風土にあった田園ライフを楽しむのに必要な基本的な施設等を手作りで整備する。(例 農作業小屋(ラウベ)、ウッドデッキ、家庭菜園、ベンチ・テーブル、遊具等) 整備は自治会等の新旧住民の参加のもとに行う。また、クリーンエネルギーの活用を図る。

都市住民や地域住民のニーズを調査するため、第一次の整備後、整備場所において交流会(ティーパーティ等)を開催し、実際の施設使用と通して、参加者から整備内容についての意見・提案等をいただき、整備上の課題と改善内容を整理する。それに基づき、第二次の整備を行うとともに、整備後、地域の交流拠点として地域への適切に解放するための手法についての検討を行う。

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 7月分

 8月分

 9月分